▼キャラ別感想(cv敬称略)
ネタバレについては折り畳んでいます。ご注意ください。
今回の感想は攻略順で書いています!
ネタバレ記事ではそのキャラのネタバレしか書いていないようにしていますが、それ以前にプレイしたキャラを匂わせてたらすみません!!許して!各キャラネタバレ記事は攻略してから見てね!!
地の青龍:天野五月(cv.鈴村健一)
みんな大好き「( ´△`)」。
我が妹大好き兄さん。神子大好き兄さん。いつでもどんな時でも七緒の味方をしてくれる兄さん。今作のセコムは彼です。
兄さん、どのルートに進んでも基本がブレないので安心して私の神子を任せられる。
表でも護ってくれるし、裏でも護ってくれる。こっそりとね。
どんな時でもどんな状態でも『主人公』の味方になってくれる男が好きな一定のオタクさーーーん!!はーーい!!
そんな一定のオタクにはブチハマりどころの彼でした。
以下、ネタバレです。
!わんくっしょん!
(この先ネタバレです!誤タップしてしまった場合はこのまま『ネタばれだよ><』ボタンをもう一度押してください!)
「お前が人として生きたいって願う限り 何度でも、お前の名を呼ぶ」
「またお前の手を引いて 何度だってこの地に呼び戻してみせるよ」
ウッ…………………;;;;;;;
ウッ……………………;;;;;;;
にぃさ〜〜〜ん;;;;;
貴方が推し。貴方が私のお兄ちゃん。最優秀賞です!!
『めんどくささ』『一人で抱え込む』『主人公第一』
個人的好き要素詰め込みまくった兄さん……好きになるしかなかった……(全部誉め言葉だよ)
天野五月、アドバイス通り初手プレイをしたのですが、これが本当に大正解でした。
どの攻略サイトを見ても五月は最後の方に、って書いてあるのですが、それ間違いすぎでは??五月こそ最初に攻略すべき……。
なぜなら、今後の七緒ちゃんの行動が大体許せるようになるので!
兄さん、『一人で抱え込む』ことが最大の欠点であり、長所でもあると思ってるんですが、わたし的には"アリ"でした。
七緒ちゃんが白龍だなんて認めてしまったら、言葉にしてしまったら、本当に七緒ちゃんはこの世から居なくなってしまう。自分の傍から離れてしまう。だからせめて、七緒ちゃんがこの世で生きていけるように岐阜城でも現代でも軟禁するしかなかった――。
いや愛じゃん(頭抱)(愛しか感じん)(お前が一番だよ)
七緒ちゃんが龍化してからは、五月兄さんもあやめちゃんも全部「???」になっとるんですよ……。はぁ。
???「これでさよならになんかさせない お前が空にいるならそこから引きずり降ろしてでも……」
???「七緒 必ず、お前を取り戻すよ」
いや愛じゃん…………………。
そして七緒ちゃんと兄さんが感動の再会を果たして幸せなエンディング〜!!を迎えると思いきや話まだ続くの?!からの
石田三成……………;;;;
私は石田三成を生かす未来を掴むために遙かなる時空の中で7をプレイしようと決意した女なので、五月エンドは本当に本当にホント〜〜に最高の出来でした。
石田三成を生かす方法……それはこちら側の人間にすること……………。この設定考えた人間に金一封送ってください。今すぐに。
石田三成、天野五月と並ぶと本当に似たようなおべべ(おべべって言うな)を着ているので「ああ!双子!」って一発で分かるのですが、石田三成と天野五月が同じ画面上で隣になるのは五月ルートでしか存在しないんですよ……。
初っ端から現代帰還ENDを迎えた五月ですが、五月以外の八葉が全員戦国時代に残ってしまったので寂しさがある……。あと兄さんと恋人としてラブラブしてるの、ちょっとまだ温度差についていけなかった……かな。まあ石田三成が生存してるので最高のルートには変わりないのですが。
一つ気になる点をあげるなら、天野五月のソレは『家族愛』の延長……とかではないの?七緒ちゃんに執着してるのは好きな人として?家族として?
五月ルートはやること盛りだくさんすぎて、兄妹モノあるあるの「家族愛から恋愛へ」みたいな一悶着がすんなり終わってしまったのが気になった。まあ石田三成が生存してるので最高のルートには変わりないのですが。(何度でも言うよ)
あとこれは余談ですが、一時的に現代に戻った先に各八葉さん方に質問するコーナーあるじゃないですか。あるんですよ。
そこで兼続に『兄さんのこと』について質問をすると
七緒「兄さんのこととかどう思います?」
兼続「そうだな…、君たち天野の家は東近江に昔から住んでいる一族なんだよな?」
兼続「…だったら、五月君が似ていてもおかしくはないか。異世界とはいえ縁続きのようだし…」
すごない?!こんなところにまで……。
以上、初手から遙かなる時空の中で7最高のルートを浴びてしまって燃え尽きたやちょうさんでした。この先しばらく"無"です。ごめんなさい。
天の白虎:黒田長政(cv.立花慎之介)
ふわラテのご準備はよろしいですか?
ご存知ですか?ネスカフェの。ええそうです、スティックタイプの粉末カフェラテです。これ、本当にそのまま画像引用した?ってレベルで登場してきます。スポンサーか何かか?(A.タイアップでした)
あまりにもふわラテの話をするので長政様のルート中、それ以降、ふわラテをガバガバ飲みました。我が家のふわラテ、つい今しがた確認しましたが賞味期限が2021年11月でした。美味しくいただいております。
本編とは関係ないのですが、長政様と戦闘していると時折、「俺が受けよう」と我が神子殿を守ってくれます。ええ、そういう男です彼は。カッコイイ男です。
!わんくっしょん!
(この先ネタバレです!誤タップしてしまった場合はこのまま『ネタばれだよ><』ボタンをもう一度押してください!)
「俺はこれ以上、何も言わない お前もその想いには気づかなかったことにして眠らせておけ」
は?好き……………。
七緒ちゃんが織田側につく敵方だからと、お互いの気持ちを確かめることもなく眠らせろっていう黒田長政〜〜!?好きなんですけど………。
でも彼、東軍なんだよなぁ…………。(でかいため息)
長政さま、一度は敵味方として別れを決意するものの、最終的には敵味方の垣根ぶっ壊して家康の養子にして「無問題!!結婚!!!」ってするの本当にずるくない?
みんな戦国時代という明日を迎えられるか分からない状況で今を必死に生きているというのに、この男……ずるくない?!?!そりゃあ勝者側だもん!!幸せに生きてけるよ!!私の七緒をよろしくな!!!!!
おわり。
天の朱雀:宮本武蔵(cv.阿部敦)
天の朱雀の申し子、宮本武蔵くん。
安心安全、天の朱雀!
めちゃめちゃいい子。本当にこれにつきる。
!わんくっしょん!
(この先ネタバレです!誤タップしてしまった場合はこのまま『ネタばれだよ><』ボタンをもう一度押してください!)
「手が震える時にはオレが姫様を支えます」
「心が弱って、歩けない時にはおんぶします」
「ねえ、姫様 お互いがお互いの笑顔を好きならいっぱい笑い合いましょう!」
「いつも好きって気持ちであふれたらきっと心が温かくなります」
なにこのいい子……
誰が産んだ?宮本武蔵くんを産んだ母親に最大の拍手を。
彼だけまさかの個別ルートで戦闘スタイルが変わりやがる。(二刀流になります)
急な髪も伸びて頼もしくなった武蔵くんの姿に「え……っ、あの頃の武蔵くんは……どこ!?」ってなった神子は私だけじゃないはず。
戦闘モードのミニキャラ、どうなるんだろ〜?って思ってたらやっぱりまさかの戦闘も二刀流……!?
こ、これ武蔵くんの個別ルートでしか拝めないって本気で言ってますか……?二刀流の武蔵くん、もっと見たいが……。
忘れちゃいけないのが武蔵くんのラストシーン……!
今まで戦ってきた味方を犠牲にして前に進む姿は、涙無しには見ることが出来ませんでしたね。(そんなシーンはない)(いやあるけど)
「ここは俺に任せろ!!お前たちは先にいけ!」
嫌いなオタクおる???
個人的に遙かなる時空の中で7をプレイする前に触っていたのがピオフィオーレの晩鐘だったので、(これがピオフィオーレの晩鐘だったら八葉全滅したな…)と思いながら仲間を見捨てて前に進みました。
ネロオマンスなので誰も死にませんでした。拍手。
「オレは姫様の笑顔を守ると誓いました あなたの笑顔を、オレの願いでなくしたくありません」
なにこのいい子…………。(2回目)
全国の攻略対象(特に某オトメ〇トの男たち)、全員武蔵くんのセリフを正座しながら聞いて。教訓にして。ねえ聞いてる?岡崎…(岡崎は悪くないよ)(悪いよ)
おわり。
地の朱雀:佐々木大和(cv.岡本信彦)
「ただいま」と「おかえり」がこんなにも泣けるカプ部門、2022年優勝ですおめでとうございます。
大和ぉぉぉおおううおおうお
教えてあげるね、この男……佐々木大和。主人公と同じ令和の世に住んでいて、一緒に戦国時代に旅する、そう……俗に言う"幼なじみ"です……。(こちらからは以上です)(cv.岡本信彦の幼なじみ…!?ウッ、頭が)
"幼なじみ"というフレーズにとことん弱いわたしですが、やはり彼も例に漏れずサイッッコウの"幼なじみ"力を発揮してくれました。
普通に考えて全乙女ユーザー、ヤマナナ好きだからやった方がいいよ。絶対に後悔はさせません。そのくらい自信を持ってプッシュできる物件です!!
!わんくっしょん!
(この先ネタバレです!誤タップしてしまった場合はこのまま『ネタばれだよ><』ボタンをもう一度押してください!)
えええええ大和おぉぉおおおうぉおおおうぉ(気持ち悪いと思いますが、これが大和ルート中のわたしのありのままの姿です)
私が最初に取り乱したのは(取り乱したとは)
現代へ帰る道が塞がってしまって、一生ここに残らければならなくなった七緒と大和の会話……
「……淋しいなあ」
「――やっと、言った」
大和っっっっっ!!!!?!?
大和っっっっっっっっっっ!!!?!?!
ずっと、ずっと待ってたんですか……?七緒ちゃんが本音で語る姿を……この男は……ッ!?
なんか大和、ちょっと仲良くなってから優しい微笑みの立ち絵出てくるんだけどやめてほしい好きになっちゃうから
(攻略中メモより)
わ、わかる〜〜〜〜!!!
待って!?大和についてお話したすぎてこのブログ終わる!?書ききれる!?!他の八葉と比べて贔屓しすぎじゃない!?!?
だってあまりにもヤマナナ最高だったんですよ……。
その後大和くんはターラの巧妙な罠により、妖刀を手にして大切な仲間を知らず知らずのうちに傷つけてしまうことになるのですが……。
いや大和くんが何したって言うん……!?
他人に拒絶されることをトラウマに持ってる大和くんに、仲間から拒絶されるような仕打ちにするの本当に酷い。人間のすることじゃない。
ターラ……許さねぇ……絶対にだ……!
《ピオフィオーレの晩鐘なら八葉みんな死んでた》ってメモに書いてあった。ピオフィオーレの晩鐘に消えない爪痕を残されすぎじゃない?本当にそう。
このルートの兄さん、七緒のことも大和くんのこともちゃんと"理解って"くれているので、いいお兄ちゃん感がすごく良かった。七緒が大和に会いにいくのを止めずに、二人分のカイロを渡してくれる兄さん……。兄さん…好きだよ……(突然何)
ここで七緒が大和をこっそり追いかけてとっ捕まえるスチルが遙かなる時空の中で7の一番好きなスチルです!!
「手ぇ引っ張られて一緒にいるうちに、たぶん逃げ場所が居場所になってた」
「それを失うのが嫌で異世界までついてきた。そしたら――」
「居場所はもっと広く……温かくなった」
;;;;;;;
「お前のそばにいたい。お前が教えてくれた、あの居心地いい輪の中にいたい」
;;;;;;;;;
大和ぉぉぉううぉおぉあおおおお
や、大和ぉおおおおぉおぉおおうおうぉ
泣いた。無理。お前がナンバーワンだよ。幸せになれ。
こんなに乱世の世で、輝いていた歴史上の人物たちがいるなかで、涙腺がバカになるくらい泣いたのは何故か令和の世を一緒に生きてきた幼なじみって……あんた……。
そうしてようやく刀の呪いが解けたあとのひと言
「……………遠くない」
「やっと、お前に触れられた……」
はぁ?無理。私が全人生をかけてお前を幸せにする。
もう刀の一件でだいぶおなかいっぱいなのですが……。大和ルート、まだまだ最高なので続けます
忘れちゃいけない大和くんはお父さんとの確執があるので、大和と七緒は一度現代にもどって親問題を解決しに行きます(そんなホイホイ現代に帰るなよ)
わたしは結構親との確執にうるさいオタクなのですが(親との確執にうるさいオタクとは)所詮乙女ゲームだし、まあ無難に和解して終わりっしょ。って思ってたんですよ。
なんとこいつら、和解しなかった……!
「結局、あの人は俺をわかんないし、俺もやっぱあの人のこと、よくわかんなかったけど」
「……なんかそれでもいっか、って。わかんねえってことが、わかったし」
あぁ〜〜〜良!!!!!
無理に分かり合おうとしないで、お互いの世界で頑張ろ!じゃっ!ってするのめちゃくちゃ良い、とてもいい。無理に綺麗事にして分かり合う親子みたいな図にしなかったところが最高に良……。
そんなこんなで(そんなこんなだよ)大和と本当に平和な世界を取り戻すことができるのですが
(このルート、敵方に関してもめちゃくちゃぬるく終わって作品一幸せルートだった)(ヤマナナしか勝たん)
ここで運命の選択肢がやってくるわけですよ。
『この世界に残る』
『元の世界に戻る』
大和と一緒に現代に帰らせて;;;;
って最初は思ってたんですけど、大和はどう足掻いても残留組なんですよね。
だって彼は『佐々木大和』……もとい、『佐々木小次郎』なんですから……。
元々歴史上の人物に組み込まれてたんですよ……。宮本武蔵と佐々木小次郎、今作の朱雀が完成されすぎてて本当に…ありがとう……。ありがとう……。
他のルートをプレイしても、大和は頑なに残留するので本当に不思議だったのですが、このルートをやって初めてわかる『佐々木小次郎』……。
いやほんと佐々木大和ルート完成されすぎてませんか??
最後に
▼この世界に残る方を選択した場合
「七緒 ……俺の心の帰る場所でいて」
「…選んでくれて、ありがと」
「俺の方は……結構前からお前を選んでたけど気づいてた?」
「俺の一番は、お前」
もう現代なんて捨てていいや。
大和とこの世界で平和になれるなら私は喜んで元の世界を捨てます!!まあ元々この世界の住人だし!!多少不便でもしゃーない!!!!
「ただいま、七緒」
この台詞で締めくくられる佐々木大和ルート、本当に綺麗だったな……。最高のルートでした。ありがとう。
▼元の世界に戻る方を選択した場合
「――っ、待って」
「……俺、お前のこと――……」
「……………ううん。やっぱ、なんでもない」
「ありがと。お前と会ってから、毎日わりとつまんなくなかった」
「お前が俺の……友達で、よかった」
「さよなら、七緒。……元気でな」
む、無理なんですが…………………。
ネオロマンス、BAD?というものがほとんど存在しないはずなのにこちらの佐々木大和くん切なすぎて感情が爆発した。是非cv.岡本信彦さんで聞いてみてください。感情が爆発するので。
大和くん終わり。
大和くんだけでひと記事書けそうなくらい長い文章だったね??本当に他の八葉も同じ熱量で書けなくてごめん……。さすがに大和くんには勝てなかったょ。。
天の玄武:阿国(cv.四反田マイケル)
絶対何かあるだろ!?な阿国さんです。
あからさまに男性の方なのに、七緒ちゃんが共通パートの後半になるまで女性の方だと思ってたことにびっくりした。
大和くんが阿国さんのファンでちょいちょいおもろい。
地の玄武:柳生宗矩(cv.安元洋貴)
こ、声がいい〜〜〜!安定の低音ボイス。
キャンディをあげたら無理してゴックンする可愛さがある。100点です!
(攻略中メモより)
大真面目な顔してキャンディ丸々ごっくんする地の玄武、宗矩さんです。徳川方。私の敵です。(私の敵です?)
地の白虎:直江兼続(cv.竹本英史)
兼続、ね……。ふぅん……。
『直江状』でお馴染み直江兼続さんです。ヤッターーーー!!西軍だぞ〜〜〜〜!!!
ここまで純粋なる西軍を残してきたんですが、残りの二葉で西軍→西軍って続けるのは馬鹿でした。全ての情緒が死んだ。いい人生でした。
ただ兼続殿はタイプの男ではないので、兼続殿との恋愛と言うよりは西軍としてのストーリーを楽しんだ。そして寝込んだ。
このルート、令和の世を存分に活用しすぎである。
戦国オタクの兄さん、令和の文明機器……いやずるすぎ!!そんなん戦大勝利に決まってるじゃんか!?
西軍にもし今の世のグッズが手に入ったら……?を検証してくれる楽しいルートでした。
…いい?楽しいルートだったんだよ。この先のネタバレは踏まないでください。探さないでください。
!わんくっしょん!
(この先ネタバレです!誤タップしてしまった場合はこのまま『ネタばれだよ><』ボタンをもう一度押してください!)
「さらばだ、三成」
「ああ、また次の世で」
はぁあぁぁああああああああああぁぁぁあああ(死)(無理)(本当に無理)(誰このシナリオ考えたバカ)(西軍を勝たせろ)(無茶を言うな)
はぁ……はぁっ、はァ………………。
うん………。
(2023.06追記)
ここから先の感想がどうしても書けませんでした。
お察しください。
天の青龍:真田幸村(cv.寺島拓篤)
『真田幸村』……。
皆さんご存知、真田幸村さんです。日本一の兵。義に厚い男。夜に語り継がれているそのままの男……。
彼の生き様に何度心を震えさせられただろうか。
歴史がすき、戦国時代がすき、西軍がすき、大河ドラマがすき……。どれかに当てはまる方はこのルートのみでいいのでプレイしていただきたい。決して後悔はさせません。
なんかもう……凄かった。