Bird Writing

思うがままに

【絶対階級学園】五十嵐ハル【ネタバレ感想】

『絶対階級学園』全ルートのネタバレしかありません!!!
自己責任でお願いします!!!


こんにちは。やちょうさんだよ。



いつものように折りたたみにネタバレ感想を書いてたのですが、びっくりするほど長くなってしまったので個別にしたよ。


階級学園さぁ……!
普通に書いただけでも、一人につき3ルート分あるからさぁ!

好きなところだけ書いてるはずなのにどうしても長くなってしまうんだよね。
お許しください。
そして五十嵐ハルくん以外の感想も個別であげてたら察してください。





ということで
共通パート飛ばして
ハルくん個別石ころルートからのネタバレ感想です↓↓




▽ 石ころルート


五十嵐 ハルくん 世界一可愛い大問題


五十嵐ハルという生き物 is 何?!
誰がこんなの生み出した…………?
数テキストごとに可愛いを生み出す怪物

シナリオ、真相じゃないとモヤモヤした感じで終わるはずなのに可愛いが全てを許してしまう。


「……ハルくん」
「なに」
「動いていい?」
「何をするかによる」
「ハルくんを、ぎゅってしに行く」
「許す」


〜〜〜〜〜ッ!!!!!

五十嵐 ハルという生き物 is なに?!?!


ここのやり取り、転がるほど好きすぎてブログを書く前にもうメモってた。
ボイスコレクション、ひとセリフだけじゃなくてこの一連の流れを保存できるようにして欲しい。

「で、でも、2人で1つのケーキ食べてるのって、その……」
「何?」
「なんか、付き合ってるみたいっていうか……そんな感じに見られない?」
「見られるかもね。それ狙ってるし」


五十嵐 ハルくん!?!?


「おばあちゃんになったあんたと、おじいちゃんになった俺が一緒にいるってことは? 少しは頭使ってよ」
「ええと……」

私がおばあちゃんになっても、そばにハルくんがいてくれるってことは……。
このままずっと一緒にいるってことで……。

(……あ)
「けっこ……んんっ」


五十嵐ハルくん!?


そんな!そんなとこでチューしていいなんて!
わたし教えてない!!!
ダメだよ!!ハルくん!?



「……っ、は、ハルくん……!」
「俺、あんたのこと、結構気に入ってるよ」


五十嵐ハル〜〜〜!?!



好きなら好きって!!はっきり!!言え!!!
好きか嫌いで言え!!!


ほ〜〜〜んとずるい!ハルくんそういうとこある!
他の男ならブチ切れてるところだけど、ハルくんだから許しちゃう!!!ちゅ、可愛さ贔屓でごめん




▽ 薔薇ルート

(勢いだけで石ころの感想終わらすな)



ハルくんに薔薇ルートなんてありません

~完~


ハルくんの薔薇ルート、
全薔薇ルートの中で一番ダメでした。私が。


まず何がダメって、ネリがだめ。
初手プレイからず〜〜っと、郷に入っては郷に従えないネリに対してイライラしていたので、こちらのルートのネリは薔薇階級になったにも関わらず薔薇らしくない振る舞いで村八分にされがち。

それに気付いたハルくんが『本当はネリと一緒に居たいけど、このまま二人でいたらどんどんネリの立場が悪くなる』と判断して自分の気持ちを隠して離れるんだけどさ〜、

ハルくんに気を遣わせすぎなのよ……。
ハルくんはどこまでも優しいから、ネリのこと一番に想ってくれるの……気付いて、ネリ……。
泣きそうな顔してまで一緒に居続けるハルネリ、本当に見てるだけで辛かった。



薔薇ルートで良かったところ、ハルくんと一緒にリップを買いに行って

「いや、いつも色気ゼロのヤツがいきなり女っぽくなったら気持ち悪いだろ」
「き、気持ち悪いって……そんな……」
ストレートな言葉に傷つき、私はうなだれた。
しょんぼりしていると、ハルくんがカーディガンの袖口を破らんばかりにいじりながら口を開いた。

「だから、その……気持ち悪いっていうのは……」
「か――、可愛いって意味」


いや待って無理、書いててニヤけた。

薔薇ルートの良いところ、ここしかない。



「……は、ハルくん、もう1回」
「気持ち悪い」
「違う、そっちじゃなくて!」


^^^^


ハルくんに「気持ち悪い」って言われたすぎて、ここめちゃくちゃボイス再生した(キモ)
あとこの一連の流れを全部ボイスコレクションした。

私のボイスコレクション、ハルくんの「気持ち悪い」が入ってるんですけど、これ絶対みんなも入ってるでしょ。
だってハルくんの「気持ち悪い」「可愛い」なんですよ!?!?!



はい薔薇ルートの話は終わりです。



……薔薇BADの話ですか?


薔薇BADの話はしないでください。
どこまでもどこまでも優しかったハルくんに、あんな行動をさせてしまったネリのことは許せないし、ハルくんのことも直視出来ない。
何より信頼関係がなくなってしまったのが一番辛いので…………はぁ。なに?薔薇……良くないよ、階級制度…………(今更)




▽ 真相ルート



ハルくんだけ決着のつけ方が少し違う……!

なにより、ハルくんのルートだけ

マリアが鏑木を撃つ→鏑木死亡→マリアも後追いしようと自殺を図る→ハルくんが体当たりして止める

だったんですよ。

これ、他のルートだとネリが体当たりしてマリアの自殺を止めるのですが、ハルくんルートだとハルくんが止めてくれて……。
ハルくん、ネリの唯一の家族を守ってくれてありがとう。
どこまでも優しいハルくんでいてくれてありがとう。



さあ楽しい楽しい五十嵐ハルくんルート最後の感想です!

石ころからあのズル!なハルくんの続きです。

「お菓子を食べてる時のハルくん、普段の2割増しくらい可愛いから、つい」
「……あんたもね」
「えっ」
「2割じゃないか。あんたの場合は3割くらいかな」
「…………」
「『私、今幸せです』って感じの顔してるよ。俺と話してる時も、そういう可愛い顔してほしいんだけど」
「なっ……」
「……はい、赤くなった。あんたの負け」
「ま、負けです……。負けでいいです……」


ぐっ…………。
久々のハルネリちゃんに完敗だよ


ねぇ待ってハルネリちゃん可愛すぎて一生話せる。
どうする?この感想一生終わらないんですけど……

(ネリ父のことをもっと調べようと、塀の外の小屋にもう一度行くことにしたハルネリちゃん)

「言っとくけど、あんまり期待はしないでね。人一倍どんくさいあんたを完璧に守るなんて不可能だから」
「ふふっ。うん」
体を震わせて笑うと、前に回した手にぬくもりを感じた。
ハルくんの手が重ね合わさり、優しく包み込まれる。

「まぁ、あんたが野犬の餌食になったら、手を合わせるくらいのことはしてあげる」
「その時は、おばけになって毎晩会いに行ってもいい?」
「……いいけど、一日でも欠かしたら許さない」
「あはは」



なに、こいつら付き合ってんの!?!?(付き合ってるよ)


乙女ゲーム本編って、基本山を乗り越えたあとに付き合って終わりなパターンが多いじゃないですか。
このゲーム、付き合ってからの二人で真相を解き明かすのが新鮮で楽しい。
そんなんFDの話じゃん……。(おっと階級のFDの話は……)



(保健室に良い思い出がないというハルくんに対して)

「じゃあ、これからいい思い出を増やしていけばいいよ」
「いい思い出って、たとえば」
「うーん……難しいな」
「ええと……じゃあ、こういうのとか?」

私はぎこちない動きで、ハルくんの肩に頭を預けた。
「……!」
ハルくんの肩がびくりと震える。
(驚かせちゃったかな)
慌てて身を引こうとすると、ハルくんの口から意外な言葉が漏れた。

「……終わり?」
「え、終わりって……」
「足んない。……気がする」
「た、足りない? えーと……じゃあ……」
もっとインパクトのあることをすればいいのだろうか。
私は色々考えた挙句、少し伸びあがってハルくんの頬に唇を寄せ――すぐに離れた。

「こ……これでどう?」
「まあ……いいんじゃない」
口をとがらせてそう言うハルくんの頬は、薄ら赤くなっていた。

付き合ってるハルネリちゃん、無限に愛せる……。

待って本当に、ここまでこんなにダラダラ書いてるけど、ハルネリちゃんの一番の山場はこの後です。




全人類このシーンにニコニコしすぎてきっと爆発しちゃうよ。
覚悟はいいですか?




(ネリ父が鏑木研究員かもしれないと知って不安で眠れないネリのもとに)

「寝てた?」
「ううん。全然眠れなくて、どうしようかと思ってたところ」
「だと思った」
ハルくんはテーブルの上の研究書に目をやり、表紙が見えないようそっと裏返した。
「……今日だけ、特別に……」
「あんたが寝るまで、ここにいてあげてもいいけど」



はぁ〜〜〜〜〜〜〜っっっ
ここのさ、地味だけど『ハルくんはテーブルの上の研究書に目をやり、表紙が見えないようそっと裏返した。』っていう描写も好きなんですよね。
ハルくんはいつも隠れて優しいんだよ……。


そのあと、ハルくんがネリのベッド傍でネリが寝るまで付き添ってくれるのですが、



「…………」
「…………」
「……?」
背中側で、布団がかすかに動いている。
(ハルくんがベッドに寄っかかったのかな)
そんなことを思いながら振り返ってみると――
ハルくんが布団の中からひょこっと顔を出していた。

「ええっ」
「……バレた」
「そりゃバレるよ」




え〜〜〜!?本当にめっっちゃ可愛いくない?!

もぞ……ってハルくん、ネリの目を盗んで布団に入ってくるんだよ?!む、むり……。

今夜も私が寝てたらもぞ……ってハルくんが布団に入ってくるかもしれない。
エ〜〜!?無理すぎる寝相良く寝なきゃ……!!



「やっぱり寒かったんでしょ」
「寒くない」
「素直じゃないなぁ」
「ほんとに寒くない」
「……一緒に寝たかっただけ」


ハルくんっっっ!!!
ハルくん、甘え上手すぎない!?
あんな……悲惨な幼少期なのに、こんなにズルく育ったの本当にどうして?!


他の攻略対象者には絶対出来ないことをハルくんはさらっとやってのける。
これが鷹嶺だったら布団に入る前に顔真っ赤にして怒ってるし、(かわいい)
壱波くんはああ見えて紳士なので入ってこないし、
レイさまも入らないだろうなあ……。
あ、七瀬くんだけは入ってきそうですね。




「……あのさ」
「?」
「何もしないから」
「何も?」
「だから、そういう……付き合ってるやつらがするようなこと」
「あっ……、う、うん」
(わざわざ言わなくてもいいのに。余計恥ずかしいよ)

黙って天井を見上げていると、布団の中で片手をぎゅっと握られた。
「手を繋ぐって……『付き合ってるやつらがするようなこと』のうちに入るんじゃない?」
「これは例外」
「ふふっ。一体いくつ例外があるのかなぁ」

クスクスと笑うと、暗闇の向こうでハルくんが動く気配がした。
ベッドが軋む音とともに、布団が大きくずれる。

「?」
次の瞬間、熱い息遣いを感じ――唇にやわらかいものが触れた。



あっはwwwwwwww




だめじゃない??
だめじゃない?それは!!

このゲーム、全年齢だよ!!
落ち着いて!ハルくん……!
それ以上は……、えっちです…………!!


布団の中でキッスはもう〜〜!!
誰がどう見てもえっちなのよ!!

大人のキッスからセッッまでは40秒くらいだって柏木さんも言ってた!!!!
(Q.柏木さんって誰ですか)(A.詳しくは『かぐや様は告らせたい』第14巻をどうぞ)



そして語られるハルくんの悲惨な幼少期なのですが、(突然空気を変えるな)
ハルくんの幼少期、めっちゃ重くない……?
いや人体実験させられている以上、全員の幼少期は重い確定なのですがハルくんは飛び抜けてえぐかった。

だってリアルなSEを付けて母親の叫びと死ぬシーンが描かれてるんですよ?
普通にトラウマだよぉ……。
ハルくんだけあんなに水がダメだった理由、手を離されることに異様に恐れる理由がわかってしまって本当に辛かった。


「母さんを殺したのは誰か?」
「――俺だよ」

っていうハルくんが本当に辛くて辛くて泣いた。
ハルくんは父親にずっと恨まれて生きてると思ってるのも辛くてさぁ。
ハルくんだけは過去を思い出して欲しくなかったよ……。


ハルくんの真相ラストは他の方たちとは違ってプロポーズの代わりにアトリエに行きます。
そこで父親が最期に描いたハルくんとハルくんのお母さんが幸せそうに笑っている絵を見て終わるのですが、本当に最後の最後までプレイしないとハルくん自身が救われなくてさぁ……!
本当に最後、この絵を見つけることによって五十嵐ハルは救われるので、
ハルくん石ころルートから真相ハッピーエンドまでの長い道のり……!

これが正史で良かった。頑張ったぁ……!

「でも、ちょっと残念」
「何が?」
「ウェディングドレスを着るのは、俺との結婚式を最初で最後にしてほしかった」
「……ハルくん」

「じゃあ……これは予行演習ってことにしようよ」
「は?」
「いつか本物の花嫁になるための、予行演習」
「あんたってほんと……」
「……いや、なんでもない。予行演習ね。いいんじゃない」
表情をゆるめて、ハルくんが私の手をとりひざまずく。
「は、ハルくん? ちょっと、何……」
手をぐっと引き寄せられる。

「あんたを、いつか絶対本物の花嫁にしてみせる。誓うよ」


鏑木となんやかんやあって、お姉ちゃんを助けて、式場を模した地下研究室でハッピーエンド!
最初から最後まで、五十嵐ハルルート本当に最高でした……!




真相BADの話はしません。





最後に、私が活用に活用した五十嵐ハルくんスペシャルボイスコレクションを紹介するね。



「……な、なんだよ。こんなとこ来て……」

「そんなの、見るわけないじゃん。あんたのパン……スカート、の中なんて、見ても不愉快なだけだし」

あっはwwwww
かわいい。

「ふーん。……頼りにしてます、ネリ先輩」

「せーんぱいっ」って呼ばれるの好きすぎてめちゃくちゃボイス再生した。

「あんたは一生俺の絵のモデルをする運命ってことだよ。ご愁傷様」

「俺、あんたのこと、結構気に入ってるよ」

告白ボイス……!!


「薔薇専用のケーキか……。そういう特典がつくなら、世話係も悪くない……かも」

「おそよう」

「おそよう」が入ってるのジワジワ来るなwwww

「……なんか、ピンクとか、女って感じするから……やめた方がいいと思う」

「いや、いつも色気ゼロのヤツがいきなり女っぽくなったら気持ち悪いだろ」

「だから、その……気持ち悪いっていうのは……」

「か――、可愛いって意味」

「気持ち悪い」

「…………」

これは「…………」の中に「これでいいんだ……」って小声ボイスが入ってます!!
この「…………」と見せかけてボイス入れるやつ、ズルくない?
ちょろいからすぐボイスコレクションしちゃう。

「チビじゃないし」

「……よくできました」

「俺に触るな!」

これはめちゃくちゃ珍しいハルくんの怒鳴り声。
真相での記憶取り戻した時のボイスかな……

「母さんを殺したのは誰か?」

「――俺だよ」

「……うるさい。あっちいって」

これはハルくん……と見せかけた子供の頃のハルくんボイス。

「けど……、すべてが終わるまでは、俺以外の人間は敵だと思って行動して。いい?」

「俺が本土にメールを1通送れば、あんたの計画はここで終わりだ。残念だったね」

この「残念だったね」の言い方がめちゃくちゃ好きなんですよ(伝わらん)

「ウエディングドレスを着るのは、俺との結婚式を最初で最後にしてほしかった」

「絵で食べていけるようになったら……、必ずあんたを迎えに行くから」

「毎日……、あんたに『おかえり』って、言わせてあげる」

「それで、子供が出来たら、いっぱい……いっぱい、愛してあげるんだ」

この辺は感極まったやちょうさんが、ハルくんの告白に泣きながらホイホイコレクションしてますね。

「あ……あぁあッ……」

あっ、これは…………。
真相BADの、ハルくんの腕を再起不能にさせられた時の絶叫……、ですね……(そんなもん残すな)

「……」

……これも真相BADの、ハルくんの舌打ちです。(そんなもん残すな)




以上27個でした!
おそらく最多!



では次回の感想でお会いしましょう。



やちょうさんでした。