Bird Writing

思うがままに

【泡沫のユークロニア】依【ネタバレ感想】

泡沫のユークロニア
依ルートのネタバレしかありません!!!

自己責任でお願いします!!!




こんにちは、こんばんは
やちょうさんです。

今年初!
なんと珍しい
新作乙女ゲーム感想です。ドンドンパチパチ!

発売日から一週間ほど、
引きこもって熱中してゲームをしていました。
ご無沙汰しております。


後日全体感想もあげますが、

まぁね……書くとしたら
やっぱりこの人だったよね……





くぅ〜〜!!悔しい!!(悔しい!?)


対戦よろしくお願いします。



⚠️攻略制限の仕様上、淡雪ルートネタバレもあります。
⚠️相変わらず好きなシーンのみの感想です。







そしてすみません
感想、なんですけど……

ラストシーンからのネタバレ……いっすか??


「最初は完全に石蕗への嫌がらせだったけど、
 それ、あくまで最初の話だから。」

「…………。」
 できるだけ冷静な振りをしながら、
 わたしの頭の中はひどく混乱していた。
(じゃあ、途中からは石蕗様への
 嫌がらせじゃなかった、ってこと……?)

 だとしたら、どうして彼に罪を被せたのか、
 余計に謎が深まってしまう。
 無言で考え込むわたしを見た依さんは、
 露骨に不機嫌な声を出した。
「え。……ボク、ちゃんと示してきたよね?」


この人さあ……!

この人、さあ……!!


めちゃくちゃ雛菊のこと好きじゃん!?!?


びっっっっっくりしちゃった
このラストシーンに来るまで
正直わたしもあんまり依さんのこと
信用してなかったからさあ……!


え…っ!?え、待って?
この人、めちゃくちゃ雛菊のこと好きじゃん……?!


ってテキストをひとつずつ送るたびに実感していくの、正直……面白かった……よね




こ〜〜んなに雛菊のことだいすきな依さんルート

じゃあ、最初っから見ていこうか……



▽ 依さまとのハラハラ恋愛過程


淡雪・依ルートでは
依さまが雛菊に婚約を申し込んだところからスタート。

正直淡雪ルートをクリアしてからの依ルートなので
淡雪に対して爆重感情を抱いていてしんどい。
淡雪には雛菊ちゃんしかいないのに、雛菊は依さんと結婚するんだって言うんだもん。


……頼むから考え直してくれんか…??


淡雪雛菊に爆重感情抱いてるし
わたしは淡雪に爆重感情を抱いてる


淡雪ルートの話……してます?
(依ルートの話です)


「…………。」
(? 何か、見られてるような……)
 と思っていたら、いきなり彼に手を掴まれて――
「!!?」
 気づけば、依様はわたしの手を掴んで
 匙を口に運んでいた。
「わ、わたしの、しらたま……!!」
 言うまでもなく――
 あんみつの白玉は数が限られていて、稀少で、
 とても美味しい。
 それが依様の口に入り、咀嚼され、
 呑み込まれていく……!
「――さっき嫌いって言ってましたよね!?」



可愛い。許した。



結婚……、するか。依さまと。
(秘技:手のひら3秒返し)


「しらたまのこと好きじゃない」って仰ってた依さま、攻略後に公式コラムを覗いたら『好きなもの:甘いもの』らしくてコイツ〜〜!!となる。




淡雪が認める男と結婚しなさい!!(いない)



「……猫を助けるために、屋根に?」
 そうです、と答えようとして、わたしは
 もっと根本的なことに気づく。
「つ、石蕗様!?」
「はい。……立てますか?」
「はい!」
 彼はまるで壊れ物を扱うような動きで、
 そっとわたしを下ろしてくれた。
「……申し訳ありません。女性の身体に
 許可なく触れたことをお詫びします。」



淡雪が認めそうな男だ!?!?!




い、いや……石蕗さま、さあ……!!


「……らしくないね、兄さん。
 弟の婚約者に粉をかけるなんて。」

 年に数回しか笑わないような男が、
 あの子を前にすると微笑むんだから面白い。
(もちろん、あれで無自覚なはずないよね。
 ちゃんと気づいてるくせに)

 欲しいものを欲しくない振りをしている。
 結婚するつもりはない、なんて言って
 聖人君子ぶっている間に――
(大事な姫君を、横から掻っ攫われて可哀想)



石蕗さま、さあ……!!!

え、雛菊のこと……好きだったの……!?




なんでおまえ、サブキャラなの…!?!?



なんでゲーム開始時点で雛菊に好意を持っている男を攻略できないの……!?正気…!?

石蕗さまと結ばれる未来はないってこと…!?
さすがにそれは…石蕗さま、可哀想すぎちゃうよ……ゥ…ワァ…ァ……



これに対して依さまはさあ……!

 夜が明けて、わたしはすぐに鳥を飛ばす。
 ――すると、その日の午後。
 わたしがちょうど仕事をしているときに、
 西二の家から遣いがやってきた。
「……依さんから?」
「ああ。」
 届いた小包を開けてみると、中には――
 箱詰めのミルクキャラメルが入っていた。
「わあ。これ、美味しいんだよね。」
「……………………。」
「なんで!?」

 箱を開けてみても、手紙も何もついていない。
(ほ、ほんとにどういうこと!?)
(事件のことなんて気にしてないで、黙って
 キャラメル食べてろってことかな……!?)


^^^^

好。


ここ、本編当時でもめちゃくちゃニコニコタイムなんですけど、後に依さまとの会話で「キミが喜ぶと思ったから。」って言ってくれるんですよね。


これ本当にそう思ってたなんてさあ…!!


依さま、まじでちゃんと伝えてくれるし、ちゃんと示してくれるのに態度が怪しすぎてまっったく信用出来ないの面白すぎる。信用できないよ、あの出で立ちは。


それにしても午前に雛菊からのお手紙もらって、午後までには雛菊が好きそうであろうミルクキャラメルを送るなんて、この人やっぱりめちゃくちゃ雛菊のこと好きじゃんね……!?


 緊張しながら、隣にいる彼の顔を覗くと。
 依さんはわたしではなく、部屋の中を――
 ちょうど机の上辺りを眺めていた。

(……もしかして、依さん、怒ってる?)
「キミは、ボクのことが好き?」
「……どうしたんですか?」

「キミが言う『好き』って、どれくらい?」
「淡雪より? 石蕗よりも、ボクのことが好き?」


まじでこの男さあ〜〜!

コンプレックスがデカすぎる。

平民の血が混じってても優秀な兄さんのことは嫌いだし、平民のくせに自分に泥をかけた淡雪のことも嫌いだし。
そんなふたりから愛されている雛菊の気持ちを自分に向けることで、見返すことが出来ると思ってるんだろうな……。優越感というか……なんか……ね。


依さま、雛菊と婚約することで淡雪にも石蕗さまにも大ダメージ与えられるのよく考えた手だな……と思う。
そんな雛菊に結局は自分も絆されちゃったんだから可愛いとこあるよね。


そりゃさあ!雛菊だけは淡雪にも石蕗さまにも取られたくないよね!わわ〜っ!コンプレックスがデカすぎちゃうよ!
今は雛菊の気持ちが依さまに向いてるからどうにかなってるけど、これで雛菊が石蕗さまを選んだら、依さま、壊れちゃうんじゃないかな……(おっとその話は……)



▽ キュンキュン石雛タイム


てゆうかこのルートさあ!!
依さまとキュンキュン恋愛出来ない代わりに
石蕗さまとひたすらキュンキュン恋愛できるの…!
本当に、本当に……!!


これ、乙女ゲームなんだよぉ!?
当て馬くんを攻略したいがために乙女ゲームをプレイしていると言っても過言ではないのに……!

どうして……わたしはまた……当て馬に苦しむ……


「ね。どうなの、雛菊殿。石蕗じゃイヤ?」
「枸橘様!」
 叱るように言いながら、
 石蕗様はわたしを背に庇ってくれる。
 ありがたく思いながら彼を見上げると、
 その耳が少し赤くなっている気がした。



もうこんなん絶対好きじゃん(頭抱)


いやだ〜〜っ!!
私は石蕗さまと結婚するんだ〜〜〜っ!!


心がふたつある〜〜〜〜!!!ダンダンッ



 そう言いながら、石蕗様は菖蒲の花が咲いた
 文鎮を手に取った。
「! 私も、こういうのが欲しいなって
 思ってたんです。」

「こういうのが机の上にあるだけで、
 書類仕事もいつもより楽しくなりそう!」

 わたしが同意すると、彼はふっと頬を緩めた。
「……ええ。そう思います。」
 石蕗様はいつも真面目な顔をしているから、
 こんなふうに柔らかく笑う姿は、少し珍しい。

〜中略〜

「雛菊穣。……良ければ、受け取ってください。」
「えっ!?」
 石蕗様は、買ったばかりの桜の文鎮を
 わたしの手に乗せた。
「相談に乗ってくださったお礼です。」
「で、でも、これ、桜のほうで――」
 石蕗様も、好きだって言っていたのに。
「……あなたに似合います。」



心がふたつある〜〜〜〜っっ!!!


このあと依さまにバレて軽く修羅場になるんですけど、もうさ〜〜出てくる男、み〜んな雛菊のこと好きで困る。選べないよ、私には……


この後、貰った桜の文鎮を雛菊がちゃんと大切にしていて嬉しかったな……。もうここだけ見たら石蕗ルートなのよ。どうしてなの。




▽ 激強ラストシーン


はい。ということでラストシーンです。

この間に今まで依さまが悲劇のヒロインぶってた話が全部嘘だって発覚したり、これまでの殺人が全部依さまの犯行ということが発覚したり、花畑が燃えたり、なんやかんやありましたが、まあ丸くおさまって依さまは牢舎にぶち込まれます。


ていうか依さま、そりゃそんなことしてたら信用ならないよなあ!?


もっと!明確に!愛を示せ!!
石蕗さまと淡雪を見習え!!!


「……それで? これからどうするの?
 ボクに愛想が尽きたなら、婚約破棄でもする?」

 依さんは、綺麗に折り畳んだ『あるもの』――
 婚約破棄のための文書をポケットから取り出す。
 その拍子に白いハンカチがひらりと落ちた。
 その瑠璃色の刺繍糸と、西二の家紋は
 とても見覚えがあるものだった。
「――――」
 今は彼の罪について話していたところで、
 そんな場合じゃないのは、よくわかっている。
 でも、心を動かさずにはいられなかった。
(……だって、これ……)
 幻燈祭の夜。彼に贈った、わたしの気持ちだ。
「…………。」
 彼は無言でハンカチを拾うと、
 素早く折り畳んで懐へ仕舞った。



いや、ここ〜〜〜〜〜!!!!

ここ、ここ……!!

依、おま、おまえ…………!!!


正直この話をする前から「あれ、ひょっとして依さまってめちゃくちゃ雛菊のこと好きじゃん?」と思いつつあったのですが、ハンカチで完全アウトだった。

完全アウトだよ、わたしの心が。


 ちっとも喜んでくれなかったのに。
 ……うれしそうになんて、見えなかったのに。


ちっとも!喜んで!くれなかったのに!!
うれしそうになんて!してくれなかったのに!!


ずるい!ずるいじゃん!?


あんな素っ気なくしといて、
実は肌身離さず所持してたなんて
聞いてないじゃん!?!


もっと!!分かりやすく!!!
愛情表現を!!しろ!!!


 ……文書を受け取り、わたしは改めて考える。
 わたしは、彼と婚約を破棄したいのかどうか。
 それとも――

→しません
 ……時間をください


…………


する。するよ。

するよ、結婚。


わたし、依さまと幸せになるよ。


いいよもう、仕方ないよ。
こんなに仕方ない依さまのこと、
幸せにしてあげるしかなくない?


そうだよ、私の負けだよ!!!!!


「ボクのこと、好きなんじゃなかったの?」
「依さんなんて、きらいです。」
 ここに至っても、なお、そんなことを言う
 婚約者をわたしは睨みつけた。
 声が少し上擦って、何故か知らないけど
 頬を熱いものが滴っていく。
「……だいきらい。」
「……馬鹿だな。姫君は。」
 彼は、いつもの笑みとは少し違う――
 いろんな感情でぐしゃぐしゃになった、
 不器量な顔で苦笑した。
「それが好きってことだよ。……たぶんね。」


〜Ending〜


ここで流れ始めるエンディング……!!
き、綺麗すぎる、完敗だよ。


「それが好きってことだよ。……たぶんね。」
の依さまの台詞、本当にぐしゃぐしゃの感情の声で伝えてくれるの、とっっても良かった。
いや依雛……依雛、だめです。良かったです。
わたしは石蕗さまも淡雪も踏み抜いて、依さまと……幸せに……っ、くっ、選べるわけないよぉ!!


「ボクは、自分以外の人間のせいで気持ちが
 動くことって滅多になかったんだけど。」
「キミに歯向かわれると、すごく……。
 眩暈がするほど苛々するんだよね。」

依さまの恋愛過程、
一体どこで雛菊のこと好きになったんだ…?と思ってましたが、きっとこれ「イライラしてる」時が「好き」ってことだったんでしょお……!?


そんなん……ひねくれすぎだよ!!

これまでの回想の「あぁ、イライラする」みたいなシーン、全部雛菊への愛情だったなんてさぁ!
歪みすぎてる!!
もっと素直に!素直に気持ちを表せ!!!


 依さんの動向を監視する義務があるから、
 まだ柳営からの結婚の許可が下りていない。
 でも、いつか。たぶん、わたしは
 この人と結婚するんだろうなって思う。
 だって、わたしはそのつもりだし――
 どうやら依さんも、そのつもりみたいだから。


ここでHappyEND。


依さまのエンディング、ムービー前も後も綺麗に締められてて本当に良かった。

ルート途中のシナリオも楽しかったし、
依さまのこともなんだかんだ許してしまう。


攻略前は淡雪ルートの件もあって
「ほ、本当にコイツと恋愛できるの……?」
って思っていましたが、
蓋を開けてみれば最高に面白いルートでした。


ありがとう、依さま。
ありがとう、依雛。





……じゃあ、


本題の感想……いこうか?





▽ BADのお話


いや、もう……(笑)


笑っちゃった。
あまりにも好きなBADすぎちゃって。


いやこんなん……
完全に私の『癖』じゃん……っ!?



万人受け……?は知りませんが、


NTR、サイッコ〜〜〜〜!!だよお!!!



(実は依さまルートのBADの話をしたいがために個別記事にしております)(そんな!?)



まあ私は当たり前のようにBADから突っ込んだんですけど(さいごの三択肢、難しくない!?)(今までせっせと好感度積み上げて来たのに、あの選択だけでBADに突っ込ませるのはひどいよ!)


BADに突っ込んだあとに即気付いて
BESTからやり直したんですけど、
これ、本当に最良の選択だった。


今なら依さまの考えてることが
手に取るように、分かる……!

おまえ、ただただめちゃくちゃに
雛菊のことが好きなだけなんだよなあ!?


 依さんがわたしを連れてきたのは、あの高台。
「ここ、好きなんでしょ。」
「……はい。」
 でも、幻燈祭の日、彼とここに来たときと
 わたしの気持ちは大きく変わっている。
 今はふたりの時間が、うれしいというより
 どうしても居心地悪く感じてしまう。
「……じゃあ、次に行こうか。」
「えっ?」
「散歩ならあちこち行くでしょ。ほら、急いで」


こことか。

え?ここやばくない?


これ、雛菊のことを考えて、少し雛菊と心の距離が離れてしまったから彼女が好きだと言っていた高台にわざわざ足を運んだってことでしょ…?


え?やばくない?
めちゃくちゃ好きじゃん?


「……じゃあ、次に行こうか。」の依さまも、表情は素っ気ないけど、これ本心は(どうしたら笑顔になるのかな)とか考えてるわけでしょ??やばくない?愛おしくない??


 依さんが何を考えているのか、さっぱりわからない。
 それから、依さんはいつも行く茶寮に
 わたしを連れていってくれた。
 わたしがこれまで頼んだことのあるものを
 いくつか注文して、自分のも少し分けてくれて。

これもさぁ〜!
雛菊が頼んだことのある=好きなものだと思って注文してくれてるんでしょ……。しかもちゃんと注文したものを覚えてる。え?やば。こんなんBADから先にやってたら気付けなかった。


依さま、あまりにも愛情表現がヘタクソすぎて表に出す本音がすべて素っ気なくなってしまってるの、本当に愛おし……

もっとさあ…!ねえ!もっとやりようあったでしょ…!!本当に…っ、依さま、本当に不器用で困る!!それに愛おしさを感じてしまってる時点でわたしの負け。知ってた。




まあまあ落ち着いてくださいよ。
依さまBADの真髄は、ここじゃあないってこと

……もうお分かりですよね?



 ソファから立ち上がると、それまで
 静かに控えていた従者がわたしの腕を掴む。
「……あんな男、もうやめにしろ。」
「!」
 淡雪は、すごく真剣な顔をしていた。
「俺は従者だし、貴族じゃない。
 こんなのは、いけないことだってわかってる。
 けど――」
「おまえを傷つけた男を選ぶくらいなら、
 俺にすればいい。」



あ、あ、あわ、淡雪ーーーーーーー!?!?


淡雪!!?!?


なんっっってことしてくれたの!?



ヒャーーーーーーーーーーーー(死)(ご臨終)(本当にありがとうございました)(人生のすべて)



いやっ、ほん、えぇ!?!


「あんなやつに頼らなくても、なんとでもなる。
 東五の家も、姫のことも守れる。」

 彼は熱のこもった瞳でわたしを見つめ、
 強く抱き締める。
「……俺がついてる。
 おまえを、ひとりにはしない……!」

「…………。」



淡雪ーーーーーーーーー!!!!!(好)(好)(好)


 抱き締めていた腕を少し緩め、
 彼はわたしの顔を覗き込む。
「……姫が幸せなら黙ってるつもりだった。」
「けど、俺はずるいから。
 おまえが迷ってるなら、そこに付け込むよ。」

 淡雪の顔が近づいてくる。
 彼が何をしようとしているのかわかるけど、
 わたしは動けない。
 拒否しようと想えば、できたと思う。
 でも……。
 鼻先が触れるまで距離が近づいて、彼が長い睫毛を
 伏せたのを目にしても、わたしは――
 そっと唇が触れるまで、ただ立ち尽くしていた。

(場面転換)

「……おやすみ、雛菊」
 優しく囁いて、淡雪が部屋を出ていく。



淡雪ーーーーーーーーーーーー!?!?!(最後までやったんか!?!?)


あわ、淡雪………!!
ずるいよ。付け込むの、ずるいよ!


この従者、ほんと自己が強いんだよ!
主人の幸せのためなら……で身を引くわけない。
本当におまえが雛菊を幸せに出来るのか?俺より??俺の方が雛菊のこと知っているが??ってマインドだもん。常に。
少しでも男が不甲斐ない様子を見せたらすぐに追い出す&もらっていくよ。こいつはそういう従者。メンタルが強いタイプの保護者。



はぁ〜〜〜〜〜っ、


泡沫のユークロニア、やるじゃん……。

後にも先にもここが瞬間最大風速でした。
そりゃそう。



これ、この、ほんと、このBADのNTR展開、需要……あるんですかね!?いや漏れなく全私には需要がありまくりなんですけども、別作品で結構「地雷…」というお声も聞いていたので……えぇ、私ですか?私はもう興奮しっぱなしですよ、先程から。



そりゃあね、淡雪さん、そりゃあもう

むしろよく耐えたよ。
あーーんなに嫌いな依さまに
大切な大切な雛菊を奪われちゃって

よくここまで耐えた。強い。
依さまのことで弱っていく雛菊なんか見たくないもんな。
分かるよ。お前が幸せにしろ(泣)(泣)


淡雪も依さまも雛菊のこと大好きすぎちゃうんだよな〜〜っ!!愛が重い。


てか泡沫のユークロニアの男たち、みんな雛菊のこと好きすぎちゃってお互いのこと薄ら嫌ってるのも笑う。
こんなに仲のよろしくない攻略対象たちも久々だな。

淡雪が姫との婚姻を渋々納得出来るのって
(それでも一番は自分だろうな)
露草と、石蕗さまくらいしかおらんのでは?
つ、石蕗さま…………(発作)


「……今日は、もう、帰ってください。」
「今は、依さんに会いたくないんです。」

 わたしの小さな訴えに、
 彼が何か言おうと口を開きかけたとき。
「依様! ……その手を離してください。」
 駆けつけてきたわたしの従者が、
 依さんを睨みつける。
「淡雪……。」
 瞬間、わたしと淡雪の視線が交わる。
 それを見た依さんが、空笑いを洩らした。
「ああ、もしかして、そういうこと?
 ……よりにもよって、淡雪なんだ?」

しかもよりにもよって依さまが大嫌いな淡雪にNTRれてしまうのも最高。全員が最悪な結末になってて最高。もう最高ッすぎて笑みが止まらん。ありがとう。


とは言いつつも、ここのNTR、正直石蕗さまでも良かったな〜!って思いました。
見ていられない石蕗さまがとうとう雛菊に救いの手を差し伸べるの、見たくない……?私はみたい。
というか石蕗さまも雛菊のこと大好きなのに、BESTでもBADでも終盤存在消えてしまうの悲しすぎる!!

もっと!有効活用してくれ!!石蕗さまを……!!


というかあれか。
もし石蕗さまの手を取ってしまったらそれはもう石蕗ENDになってしまうのか。


……! 良くない?


依さまだけ
BESTEND
BADEND(淡雪NTR
石蕗END(石蕗NTR

があっても良くない……!?


多分みんな文句言わないよ。頼むよ。後生だよ。


「一度目の火遊びなら許してあげる。
 でも、二度目はないから、覚えておいて。」
「キミはボクのものだ。
 ……淡雪が手を出すなんて、許さない。」

 彼は憑かれたように、わたしを求める。
 泣いても怒っても、やめてくれなくて、
 見せつけるみたいに痕を残されて………。
「……愛してるよ、姫君。」


最後は無理やり結婚した依雛で終わり。


この軸の淡雪、たった扉1枚だけ隔てた空間で大切な雛菊と大嫌いな男が致してる……ところを我慢してなきゃいけないのも本当に地獄でニコニコしちゃう。

毎日毎日姫の御髪を整えてる時に、これでもかってほどのキスマークとか見せつけられてんだよ。本当に地獄で笑う。にっこにこ。



淡雪のこと嫌いなんですか?
推しです。



本当にこういう、
自分のルートじゃないのにヒロインに熱を向けてしまう男が好きすぎて困ってしまう。
結局少女漫画好きから抜け出せてなくないですか??
目の前の男に集中しませんか??


わたしはとんでもなく『癖』ですが、
もし世の中の乙女ゲーマーさまたちにも
受け入れられる展開なら……
もっとこう……!ね!供給を……!
よろしくお願いしたいところですね。

むしろ御心当たりがございましたら
ぜひこちらにご一報ください。


以上、やちょうさんでした。

個別感想は依さまだけかな。
次回は全体感想でお会いしましょう。