Bird Writing

思うがままに

【時計仕掛けのアポカリプス】ユナカ【ネタバレ感想】

時計仕掛けのアポカリプス
ユナカ・ギースベルトルートのネタバレしかありません!!!

自己責任でお願いします!!!



制限付きメインヒーロー兼幼なじみ
刺さらないわけないんだよ。




それでは
対戦よろしくお願いします。





ユナカは最後攻略固定なので、
この世界の仕組みは大体把握してからの攻略。

そして恐らくユナカも【例の箱】を持っている……という事実を明かされた上でのユナカルート。



「お前のためなら死ねるとか、そういうの……
 言いたく……ねーし……」

 傾いた頭が、私に向かって倒れてくるので。
 そっと手を広げて受け止める。
「一緒に生きて……
 同じ未来で、一緒に……一緒に笑っていたいんだ。お前と」

「……生きろ。絶対、俺は……
 あきらめねー……から――……」


初手から熱すぎる。


そもそも共通一周目の段階でユナカが死んでしまうところから始まるので、今更ながらそういえば死んでたなあ……と思い出す。


いや結局犯人ガネットさんだったんだ?!
全然分かんなかったや。



そしてなんやかんやあって
ラチアはユナカが箱を使っていた時の追憶を辿ることに。






す、すご……!?

ユナカが一人称に、なってる………!?



テキスト横の顔ポジって
主人公固定だったんじゃないんですか!?



このゲームの主人公は、
ラチアユナカってコト……!?


しかもこの一人称、
サラッと1シーンだけかなと思いきや
4章丸々ユナカ視点。



三人称でラチアだって喋る。



え、すご……!?
ラチアを攻略した………!?


え、これ、
乙女ゲーム……!?!?



常に彼視点を求めているオタク、大歓喜



ただこれを
他の乙女ゲームでもやって!とは
正直言いづらいわけで……

(そういう人はむしろノベルゲームをやれば良いのでは?)(常々そう思ってました)


(その笑顔で俺の方が千倍嬉しいんだが!?)

(ダメだ。死ね、俺の感情)


ユナカ一人称視点の心の内
めちゃくちゃ楽しすぎる。


隙あらば(かわい〜……)と思っているユナカの脳内を永遠と見続けるの、本当に楽しかった。

いつまでもニコニコできてしまう。


でもこれめちゃくちゃ悔しいのが、
一人称がユナカになってしまったせいで
ユナカのボイスはここで聴けないんですよね。

すごい。徹底されてる。
代わりにラチアがめちゃくちゃ喋る。



「じゃあ……私のこと、まだ諦めてない?
 ……まだ、好きでいてくれてる?」

 ようやくこちらを向いたというのに、
 目には涙がまだたまっていた。
 泣く必要なんてないのに。
「俺のこともう一回勉強しなおせよ。
 何があっても俺は諦めないし、
 何があっても俺はお前のことが好きだ」


ラチアを攻略した時、
普通に胸がときめいたもんな。


「ええ……どうして今までその可愛い素直さを
 発揮してくれなかったの?
 もう一回言って。私のことどれくらい好き?」

「……………………すげえ好き。
 わりと何されても許すくらいには好き」

「先に言ってよーーーー!!」


ユナラチかわい〜すぎる。

ラチア、まじでキャラが濃い。
幼なじみだからこその遠慮のなさが良い。



ただこれ、
もうここまでをプレイしてきた我々なら察しているのですが、
この先、ラチアは確実に死ぬんですよ。


こんなにもラチアのこと愛しいと思い続けているのに、彼女は死ぬんですよ。
ラチアが死んでしまう運命を見届けなきゃいけないんですよ。


えっっっっっぐ…………


だれ?このシステム考えた人………


緩やかに地獄に向かっていく。
幸せなのに、全然幸せじゃない……


 後悔は嫌いだ。諦めるのも嫌いだ。
 しかし、取り返しのつかないことも
 世界にはあるのだと――知った。
「ラチア!」

「お、おい……っ」
 あと少しだった。あと少し早ければ間に合ったのに。
 近づいても、ラチアの身体はぴくりともしない。
 彼女の首は力なく折れている。
 表情はうかがい知れない。
「……う、あ……」
 ダメだ。
 これ以上直視出来ない。
 彼女の腹部のほとんどは『壊れて』いて、
 手の尽くしようもなかった。



う゛…………


こんなさあ、
ユナカが初めて幸せを掴んだ世界軸で
こんなことしなくったってさあ!!


「……ラチア。
 俺は絶対諦めない。
 お前と一緒に過ごす未来を、絶対に諦めないからな」
「何があっても俺は諦めないし、
 何があっても俺は……お前のことが――……」

 ラチアの死なんて認めない。
 そんな未来は全部否定してやる。
 二度と後悔しないように。
 二度と喪わないように。
 全部俺が変えてやる。
 ――こんな未来は、俺が許さない。


ほんとさあ、
ここまでラチアのために
諦めずに手を伸ばし続けた男……

こんなん嫌いになるわけないじゃん。


 2月12日は、何度もやってきた。
 何度も。何度も。何度も。
 何度も何度もやってきて、
 そのたび俺の大切な日常を壊した。



こんなん、全乙女ゲーマー好きなやつだよ!!(クソデカ主語)


うう〜〜〜ユナカ……

本当にユナカが諦めない男で良かった。
何度も何度も何度も繰り返して、
それでもラチアと一緒に生きていきたいだけなのに……


本当に、それだけなのにな……!?



ユナカ、大した男だよ。
これが別の乙女ゲームだったら
今頃確実に世界のひとつやふたつ、壊してる



ユナカ視点は有難いことに、
ラチアが居ないからこその
男同士の会話が垣間見えるのがめちゃくちゃ良くてですね……


「だからその俺が保証する。
 きみの見てきたたくさんの未来は、
 きみが重ねた努力に他ならない」
「努力とは、何度も何度も失敗することだ。
 その積み重ねが成功を導き出す。
 ……今きみが、地上という選択肢を選んだように」

「…………うわ。これだから、ルデルは」
「何だよ」
「泣かしにくんのやめろ。
 だからお前に話したくなかったんだよ。
 お前は……絶対に……」
「……俺の欲しい答えをくれると思ったんだ……」



ルデル;;;;


ラチアに対しても
ユナカに対しても
常に絶対の味方でいてくれるルデル、
本当に男前すぎる。


幼なじみが突然
『別の時間軸のルデルから聞いた!』って言い出しても、受け入れるんだよな……


リアンさんとクアトさんの大人組が信用出来ない中、ルデルの絶対的安心感に何度救われたことか。


「それはきみが俺を信じてくれているからだろ。
 お互いの信頼関係があってこそだ」

「うるさいうるさいその返事も完璧過ぎんだよ」
「これだからユナは。素直じゃないな」
「俺が素直だと気持ち悪いだろ」
「うん、確かに」
「そこはフォローしろよ」
「フォローしたらしたで、
 また完璧過ぎて腹立つとか言い出すんだろ」

「うん、確かに」
「真似すんなよ」


時アポ、小さな掛け合いのテンポが好きすぎるところある。



でも『箱の秘密』を知らないルデルに『知り得ない情報』を渡すことが因果が……うんぬん、みたいに言われるんですけど、
ルデルの助けなしじゃ切り抜けるのめちゃくちゃキツいと思うんだよな……!!


ルデル、お前も箱を使え――!!



「俺を死なせたくないと思うなら……頼む。
 家に戻って、箱を開けるんだ。
 そうしたらもう一度、やり直せる」

 箱を使うことは、最悪の未来を何度も見ることだ。
 その先で彼女が俺のように苦しむのは分かってる。
 でもその絶望は同時に、希望だ。
 諦められない。諦めたくない。
 ……死なせたくない。死にたくない。
 だから託す。それしかない。


長かったユナカ視点もこれで終わり。


ここで箱の所有者が
ユナカラチアに移るわけなんですけど、


いや所有者がラチアに変わったこと、
普通にユナカに伝えれば良くなかったですか!?


なぜ、なぜ、わざわざ殺して……?



分からない……
わたし、ガネットさんのこと
分からないよ……



「お前は素直で、優しくて、可愛くて……
 のんびりとして、お花畑なところもあるが」
「俺より、賢い。上手くやれる。
 だから出来る。だって、俺を助けてくれた人だから」
「でも、だからこそ……
 俺が助けて……やりたかった、なぁ……」

「ユナ……やだからね。
 これで最後は、いや……!」

「俺も、嫌だっての……
 だから……やり直して……
 そんで、別の未来で……きっと……」

 もう一度、会おう。


;;;;
ぜって〜助けてやるからな、ユナカ。


ユナカとラチアの幸せ
掴み取って来てやるからよ……!!



「なんで……え??」
「あ、ええと……ユナカ、この人はね……」
「――生き別れの姉?」
「「いるわけないでしょ」」


とまあユナカルートを進めていく上で
突然【あのラチア】が乱入してくるのですが、
そちらの感想は前回の真相ルート感想に書き連ねたので割愛します。


「でもってあの人。俺に対する態度が普通過ぎた。
 別に俺のことなんて気にしてないっつーか……
 少なくとも恋人に対する態度じゃねえなって思った」
「てか、他に好きな人いそうっつか……
 眼中にない感じがしたし」


ユナカ、【箱の外ラチア】が自分の恋人じゃないって真っ先に気付くのラチアの理解者すぎる。
ラチアよりラチアのことに詳しい。


というかユナカ的には【箱の外ラチア】の存在、どう思ってるのかな……?
仮にも好きな人が二人になったわけで……??



「ユナカ。よだれの跡ついてるよ」
「え、どこだ!?」
「うっそー」
「くっ……雑なんだよ俺の弄り方がさぁ!
 よくそれで俺の恋人を名乗ったな……」


でもユナカ、【箱の外ラチア】のこと
別に好きそうじゃないんだよな??


その割り切り、何??
一応ラチアなんじゃないの???

そんな割り切れるものなの!?



「協力してくれるんじゃなかったのかよ」
「十分してると思う」
「そこは『私も調べてくるね!』って言うだろ普通。
 お前の本来のキャラ的に」

「……?
 よく分かりませんが、
 幽霊ではないということでいいですか」

「はい。私はラチアの生き別れの姉です」
「そうだったのか」
「へえ」
「ねーよ! サラッと嘘吐くな!
 二人とも信じないでくださいよ!」

「ありがとう。
 …………ちなみにこちらは初めて会った方、
 というか……?」

「私はラチアの生き別れの姉です」
「…………もうそれでいいや」



これは私情で申し訳ないのですが、
【箱の外ラチア】とユナカの掛け合い
す、好きすぎる………!!



こっちもなんか……ないですか!?
一応、ラチアなんだし……
なんか、ないですかね!?


【箱の外ラチア】とユナカの絡み、
何回でも見たいのですが……


「おい、いないのか!?」
 寝室のドアが開きルデルと目が合って、
 ようやくさっきから聞こえてきた呼び声が
 誰のものだったのか理解する。
「あ、れ?」
「……ル、ルデル。おはよ」
 気まずいことこの上ないけど、
 黙っている方が気まずい。
「ごめんっ!」

「あとユナカは、昨日遅くまで話してて
 眠くなって一緒に寝ただけだから。気にしないで」

「普通は気にすると思うなぁ……!?」
「それよりどうしたの?
 急ぎで知らせたいことがあるんでしょ」

「そうだった。ユナカを起こそう。
 ……いや、リビングで待ってるから
 きみが起こして――」

「おーいユナカー。ルデルが来てるよ〜」
「くっ、そこはもっと恥じらってもいいだろ……!」



^^
これ、一番すきなルデルです。


ルデラチユナカだと少し辛くなってしまう関係も、ユナラチルデルだとニコニコで見守れちゃう幼なじみ三人組


「俺は一緒に寝るつもりはなくて……
 ソファとかで寝るつもりだったんだが、
 こいつにベッドに連れ込まれて」

「それ言い方おかしくない?」
「ずっとこの調子で……
 ルデルにはこんなバレ方じゃなく
 ちゃんと話しておきたかったのに……」

「そうだな……分かる、分かるよユナカ」
「何でユナカが被害者みたいな顔してるの。
 隣で寝ただけで何もしてないでしょ。
 それより急ぎの話じゃなかった?」

「ひでえ、俺はめちゃくちゃ寝不足なのに……
 こいつ急に開き直って積極的になってくるから怖い」

「可哀想に。
 もっと男心ってやつを理解してやってくれよ」



(笑)


この三人組、
どちらかというとユナカとルデルの仲の方が良いまであるんだよな。


ラチアのことはそれぞれ女の子として大事にしてくれるけど、それとは別に勝てない友情がある。


まじでルデルが良い味を出しすぎている
ユナカルートのルデル、推しです。



そこから何やかんやあって、
それぞれが真相へのピースを掻き集め、
全員が揃ったこのシーン、


「――まさか、このタイミングで楽譜が手に入るとは」

 するとクアトさんは急に自分のシャツの首元に
 手を突っ込んで、ネックレスを取り出した。
 留め具を外すとそれを楽譜と一緒に机の上へ置く。
「これ、鍵盤……!?」
「そうです。これがあのパイプオルガンの鍵盤です。
 パイプオルガンを起動させるためには、
 この鍵盤、曲の楽譜、時計台に入るための鍵が必要だ」

 そう言われ、私はポケットに手を入れ――
 同じく机の上に置いた。
「……はは。揃ってるじゃないですか」


ここ、熱すぎる……!!!


全てのピースが揃った感が強い。


ルデルリアンクアト、この三人がそれぞれ鍵を握るキーマンで、ここに至るまでにそれぞれの事情と背景を理解した上での、完成図……!


当初はなんで時計台爆破するんやと思っていた疑問も、時計台、爆破しなきゃなあ……!となる。



ユナカルートだと時計台爆破コースを辿るのですが、なんかクアトさんルートで行った魔法の火を……止める……みたいなやつは、結局なんだったのだろうか。


魔法の火を止めたら地上への扉も開く??
ちょっとね、この辺ね、地上への扉開閉ルールがね、あんまり……ね。(頭が悪いだけかも)



「おじいちゃんおばあちゃんになってもよろしくね」
「はは。プロポーズかよ」
「……うん」
「…………だから、不意打ちはなぁ……!?」

「――めちゃくちゃフツーな毎日も、
 泣きたくなるくらい面倒臭い毎日も、
 全部大切にするから……俺にください」
「幸せにするとは言い切れないけど、
 そうなるように努力するよ。毎日。欠かさず」


パイプオルガンも無事爆破して、
二人とも無事に地上に出て、
最高スペシャルハッピーエンド!!


ここのスチル、本当に一番好きです。

幸せたっぷり!
さすがメインヒーローなだけある。
大団円、本当にありがとうございました。


お疲れ様でした!!





ということで、物語はここで真相……に向かう前に、ユナカBADエンドの感想だけ……


「もういいよ。難しいこと考えなくても……
 お前がいればいい。俺達すげぇ頑張ったと思う」

「うん……」
 何もかもが炎に包まれて、崩れ落ちる。
 そんな中でお互いを引き寄せ合って、笑い合って。
 すべてが絶望的なのに、幸福に満ちていた。
「……良かった。どんな未来が待ってるにしても、
 お前と一緒がいいと思ってたから」

「来てくれて良かった。
 本当は、お前だけでも逃げろとか言えば
 良かったんだろうが」

「そんなこと言わないで。一緒がいい」
「……だよな。一緒にいよう……最後の一瞬まで」



「全部が終わったら頑張ったな〜って褒めてやる」って、言ってくれてたんですよ。
ユナカ、全部が終わったら頑張ったな〜って褒めてくれるって。言ってたの。


ユナカに褒められたくてハッピーエンドを迎えたのに、ユナカ、言ってくれないな〜って思ってたの。


こんな、BADでさ……言うんだ……



いやもう本当に頑張ったよ
世の中のループ作品の方々、
まじで本当によく頑張ってると思う。


何度も何度も何度も繰り返して、
最後は一緒に居ることが出来るなら
それはもうそれでいいと思うんだけどな……


でもユナカはぜって〜諦めない男なので
ラチアとの未来を掴み取って欲しいと思いました!!



終わり!

勝利掴めたルートで楽しかった!!


まだまだ時アポの感想続きます!!!
よろしくお願いします!!!

以上、やちょうさんでした!